上海ディズニーランドプレオープンのニュースに思う

森泰造の人を活かすヒント 2016.5.23 

■今日の質問「あなたのお店のモラルはどうですか?」 

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こんにちは。みらい創世舎の森泰造です。 

上海にディズニーランドが6月にオープンします。2005年の香港に続き、ついに夢の国も中国本土に上陸ですね。 

 

 

ご存知の通り、ディズニーランドはそのブランド創りに力を入れていて、成功の原動力となっています。ウォルト・ディズニーが、1955年(61年も前の話です)に最初のディズニーランドを開園する際にビジョンとして掲げた、「健全で家族全員が一緒に楽しめるファミリーエンターテイメントの場所」の実現のために「安全、礼儀、アトラクション、効率」を徹底的に実行し、米国や日本のディズニーランドは成功してきました。徹底した清掃、そして清掃を楽しむキャスト(従業員)のおかげで、園内はいつも夢の国を維持しています。 

 

 

先日上海ではプレオープンが実施されましたが、様々な問題が出てきています。 

まずはお客のマナーの問題。芝生にはいたるところにゴミが散乱。柱には落書きがされ、旧来の習慣のまま、トイレを使わずに広場で子供に排泄させる親も。立ち入り禁止エリアで岩の上によじ登る複数の男性の姿も確認されています。 

運営者側が求める水準に足る人物が少ないと人材難が伝えられているキャスト側も、着ぐるみのジッパーがはずれているなど、だらしなさを来場者から指摘されてしまいました。 

 

 

飲食業でも、新規オープンのときにはプレオープンを実施し、試運転で問題点を確認するオーナー様も多いと思います。上海の運営者側は上記のような問題を、グランドオープンまでに果たしてどのように克服するのでしょうか? 高給を求めて転職を頻繁に繰り返す中国の文化も、人材確保と人財育成への足かせとなることでしょう。 

 

 

上海ディズニーランドのこれから取り組むプロセスは、店舗運営に携わる皆様にとって大きな示唆となります。ディズニーの世界的なブランドを守りながらグランドオープンにこぎつけるまで、多くの課題が待ち受けていることでしょう。 

今後の情報にもアンテナを立て、みなさまにまたお知らせできればと思います。 

 

あなたのお店のモラルはどうですか?