思春期の子育てを楽しむコツPART3

森泰造の人を活かすヒント 2016.6.20

■今日の質問「あなたの子育ては、在り方を意識して行動していますか??」 

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こんにちは。あきらめかけている人をあきらめない人にするコーチ・森泰造です。

 

「思春期子育て講座 子育てコーチング」のシリーズ、今回はパート3です。

前回までに、

①思春期の子どもは様々な機能が発展・成長段階であるため、本人自身が不安定な状態であることを理解してあげましょう。

②親も実は発展・成長段階にある。その自覚をもって成長しましょう。

という説明をさせていただきました。

 

では、どうやったら①と②が行動としてできるようになるのでしょうか?

 

思春期の子どもは、親の言葉に対して無気力な返事をしたり、反発したりすることがあります。この行動自体に親が過剰に反応して、「どうせ返事もしないんだから」と放置したり、逆になんとか親の方を見るよう強く干渉したりすると、不安定な子どもはますます不安定になり、子どもの自立を妨げる要因にもなります。

 

ここは①と②を踏まえ、不安定な子どもを優しく見守ってあげましょう。ただし目と心を離さないようにしながら。親としては「子どもの話を聞きたいのに、ちっともまともに話してくれない」と不満に思う方も多いかもしれません。でも、先ほど書いたような態度だと、子どもも心を開いて話す気にはなかなかなれないですよね。親の側は「私はあなたの話をいつでも聞くよ」という態度が大切です。

 

「今の時期、いろいろな変化が起こって大変だと思う。実は親の私も、あなたが何も話さなくなって、どうしていいのかわからない。

でも、お母さんとお父さんは、あなたのことを見ているから安心しなさい。そして、何か困ったことがあったら助けるから、必ず伝えてね。」

 

こう親から言われて、心が動かない子どもはいるでしょうか? ただ、思春期の子どもは不安定ですから態度に出さない、もしくは無視したりするかもしれませんね。

 

そんな時は「同じことを繰り返す」ことです。一貫して見守る姿勢を貫き上記のような言葉を事あるごとに投げかければ、少しずつ子どもの反応も変わってくるでしょう。そして、その変化もあせらずに見守り続けるのです。それが、子どもの価値観や人間性が創られていく成長のプロセスなんです。

 

そして親として一貫した態度をとり続けるには、親自身にも自分の状態を管理する能力、感情をコントロールする能力が必要です。ここで力を発揮するのが『セルフコーチング』の力です。「親として自分はどうありたいのか?」「望む在り方でいるには、今何をしたらよいのか?」など、自分の内面を観察し、自分に問いただしてみましょう。

 

これができるようになるには、日ごろから意識しておくことが重要です。そのための練習方法は次回のメルマガでご紹介します。

 

ただ、親の行動が不完全であっても、親自身が成長に向けて努力している姿を見せることは、自立を目指す子どもにとっては、とてもすばらしい学びを得るチャンスとなります。

 

弊社も「まず行動する、すると何らかの変化が起こる、それが未来への学びの種になる」の言葉を常に意識して活動しております。子育てという崇高な機会を得られている親御さんたちの、ご参考になれば幸いです。

 

あなたの子育ては、在り方を意識して行動しておられますか?