熊本震災復興にむけてPART2

森泰造の人を活かすヒント 2016.7.4

■今日の質問「あなたは、つらいときに自分の感情と向き合い受容する意思を持てていますか?」 

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こんにちは。あきらめかけている人をあきらめない人にするコーチ・森泰造です。

 

前回は熊本の震災から復興に取り組んでいる、公益財団法人くまもと産業支援財団様から、「被災職員が元気になれるコーチング」「被災企業を元気にできるコーチング」の研修依頼を受けて、現状調査に行った時のお話をしました。

今回は、PART2で、実際にはどのような研修プログラムを組むのか?というお話です。

 

非常事態や、自分らしさを失いつつあるときに、その状態を抜け出すために重要なポイントは3つ。

何かおわかりでしょうか?

 

それは、「状態管理」「ビジョン設定」「プロセス支援」です。

これは、皆さんご自身のセルフコントロールや、職場など組織の士気向上にもそのまま使えるスキルですので、できるところだけでもぜひチャレンジしてみてください。

 

話が少し横道にそれますが、無料メルマガでここまで教えていいの? というご意見もあるかもしれません。が、私は弊社のミッション『誰もが自分らしさを発揮して楽しく豊かに働ける社会の実現』に沿って、情報発信をこれからも惜しまずやっていきます。逆に質問などありましたら、ご遠慮なくおっしゃってください。それに対しての回答をメルマガ内でも共有できたら、これを読んでいただいているみなさんのプラスにもなりますから。

 

本題に戻って、まずは「状態管理」から説明していきましょう。

今目の前に起こったことは変えようのない「事実」です。その事実をどう受け止めるかで、未来を見据えることができるか、過去への不満をつぶやいてしまうかが左右されます。そして、その行動でその人が元気になるか、落ち込んでいくかが決まるのです。同じ事実でも、その人の状態によって感じるもの、得るものは変わるのです。

 

みなさんも経験があるでしょう。例えば親から小言を言われたとき。自分の状態が良いときは「そんなに小言を言って、何か嫌なことでもあったのかな?」と相手を思いやれますが、自分の状態が悪いときは「うるさいな」と思ったりして相手を思いやることができなかったりします。自分の状態をよいときは維持し、悪いときは良い方向に転換させる、この力をつけるだけで、不安な状態や振り回されている状態は緩和されます。

 

状態管理で力を発揮するのが「観察力」と「質問力」。まずは、この力をつけるトレーニングを行います。

単にトレーニングをしてもらうだけでは継続しませんので、同時に自分の最高の状態をイメージしてもらいます。これが二つ目のポイント「ビジョン設定」です。

 

人間は、新しい習慣を身につけるには意志と環境が必要です。ビジョンに向かい、自分の状態をよい状態にマネジメントするそのプロセスを皆で承認します。これが最後のポイント「プロセス支援」です。

 

一人一人が、「我慢しよう」ではなくて「自分の状態を管理しよう」とすることで、イライラや不安は減少します。またビジョンを共有することによって、自然と周囲との会話も増えます。そして、その時間を大切に積み重ねることで、大地震という非常事態に陥って疲弊し始めている組織を立ち直らせよう、というのがおおざっぱですが、今回の計画となりました。

 

もちろん前提として、職員の方々が希望を持ちたいのか、持ちたくないのか、をしっかりと考えていただく環境が必要です。

 

職員の方々の笑顔を見るたびに、その裏の人には言えないであろうしんどさを想像してしまいます。はやく、元の元気な姿に戻っていただけるよう、全力を尽くしたいと考えています。

 

ガンバレ!!くまもと!!

 

あなたは、つらいときに自分の感情と向き合い受容する意思を持てていますか?