OB戦への参加で育った子どもの自我

森泰造の人を活かすヒント 2016.8.22

■今日の質問「人が育つ環境を意識していますか?」

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こんにちは。あきらめかけている人をあきらめない人にするコーチ・森泰造です。

 

旧盆は終わりましたが、まだまだ学校は夏休み真っ盛りですね。

うちにも高1、中2の息子ふたりと小2の娘がいますが、我が家では毎年、8月に開催される私の母校(福岡市にある西南学院大学)の水泳部OB戦に一家全員で参加しています。

今16歳の長男が6歳の頃からですから、かれこれ10年ですね。

 

このOB戦、子どもに与えた教育効果は絶大でした。小さいころから、毎年大学生のお兄ちゃんお姉ちゃんに泳ぐことを通して遊んでもらえるのは、子どもにとってはとても新鮮で、新しい世界との出会いの連続。毎年夏が近づくと「今年は何に出ようかな~」「〇〇さん、元気かな~」なんて想いを膨らませています。

 

大学生の部員たちも、1年から4年まで全学年が参加。卒業した後も引き続きOB・OGとして参加します。社会人になった彼ら彼女らと再会して話をするのも、子どもの楽しみの一つ。

親では引き出してあげられないような、笑顔で話すんです。

 

長男はこのOB戦で感化され、中学に続き高校でも水泳部に入部。以前はスイミングスクールに通っていたものの、今は中学でバスケットボールに熱中している次男も、この時期になると泳ぐ練習を始めます。

現在スイミングスクールに毎週通っている小学生の娘は、日ごろは人と競ったり、がんばることを口に出すのを嫌うタイプですが、「OB戦には必ず出たい!」と言います。写真は2年前の七夕の短冊です(笑)。

 

こうした我が家の子どもたちの様子を見ていると、人が何かの環境に触れて、自分で何かをやりたいと思うことは「自我(アイデンティティ)」の育成にとても大きく影響を与えるのだとを改めて実感します。

自我は大人になってからも発達しますが、それは本人の価値観と周囲の環境によって変わります。周囲の環境と自分の価値観に差異があると、自己実現をしたい自我ではなく、痛みを避けるために自分を押し殺してでも周囲にあわせようとする自我が育ってしまいます。

 

これは職場においても同様で、仕事を通して自我の育成ができる環境があると、その職場に対しての愛情やつながっていたいという欲求が生まれ、仕事での自己実現を自ら図ろうとする意欲へとつながります。

こんな人の習性を、自分のためにも周囲の人たちのためにもうまく使いたいものです。

 

環境って大事ですよね。

セミナーではいつも、「自分の周囲の環境を整えるのは自分自身」とお伝えしています。

 

人が育つ環境を意識していますか?