歯ブラシ画像のキャンペーンを見て思うこと

 

森泰造の人を活かすヒント 2016.9.1

■今日の質問「自分のパラダイムだけで物事を見ていませんか?」 

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こんにちは。あきらめかけている人をあきらめない人にするコーチ・森泰造です。

 

今週はまたもや台風が日本列島を駆け抜けていきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 

最近芸能ニュースで、女優の高畑淳子さんの息子が許すまじき罪を犯し、母である高畑淳子さんが記者会見したニュースが多く報道されています。

 

彼女の息子が犯した罪は、とんでもないことですし、情状酌量の余地もありません。

母である高畑淳子さんは釈明の会見を行いました。その会見について「真摯に答えようとしていた」「母は一生懸命なのに息子にこんな目に合わせられてかわいそう」など高畑淳子さんに同情的な見方がある一方で、「息子に甘い」「被害者の立場に立っていない」など否定的な意見もありました。

 

「被害者の立場に立っていない」という方の中には、過去に自分自身が同じようなひどい体験をしていて、「歯を磨く2分だけでいいから性犯罪について考えよう」と世の中に訴えかけ、この事件で象徴的な歯ブラシの写真を集めるキャンペーンをやっている女性もおられるという記事も読みました。その記事には、賛同した方が投稿したたくさんの歯ブラシの写真も掲載されています。

 

歯ブラシや歯磨きは、日常生活に溶け込んでいる自然な物というパラダイム(物事の見方、捉え方)が一般的にはありますね。しかしこの事件によって、歯ブラシには今、残念ながら性暴力の象徴という新しいパラダイムがついてしまったようです。

 

別の例を出しましょう。

ひまわりという花は皆さんにとってどんなイメージでしょう?

「明るい」「夏」「元気をもらえる」

こんなところでしょうか。人を元気にするためにひまわりの花をプレゼントするのもいいかもしれませんよね。

 

でも、その人が過去にひまわりに関して何かトラウマにでもなるようなとても悲しい思い出を持っていたとしたら……?

 

人はいろんな物事を自分の中の常識に当てはめて判断し、行動します。

けれど、人それぞれ物事の見方は違うので、自分の中の常識が通用しないときも多くあるのです。そんな場面に出くわしたとき、あなたはどうしていますか?

よく目にするのが、相手を非難して自分を正当化しようとする場面です。

 

こんなとき、「相手を理解する心」「相手を思いやる心」「相手を尊重する心」があれば、相手と違うパラダイムであったとしても、相手を否定することはありません。

 

特に自分が正しいと思うことは、是が非でも正しいと主張したくなるものですが、相手と見方が違った際には、一呼吸おいて「どんな視点をお持ちなんだろうか?」と考える習慣をつけるといいですね。

 

ちなみに、さきほどの「ひまわり」のイメージですが、中国の方の持っているイメージは「おいしそう」だそうです。種を食べる習慣があるからですね。

 

いつも自分のパラダイムだけで物事を見ていませんか?