童心にかえること

 

■今日の質問「童心にかえることをどのように考えますか?」 

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こんにちは。あきらめかけている人をあきらめない人にするコーチ・森泰造です。

 

しばらく前にこのメルマガに書いた「川に落ちた」という原稿について、複数の方からご意見をいただきました。

今日は、その中のお一人のご感想を紹介します。

 

Aさん(会社員・人事担当)より

 

「人を活かすヒント」川に落ちたお話を拝見しました。

 

素敵な体験ですね。

川に入って水の音や、風や風に揺れる草の匂いを感じるのが大好きでした。

でも大人になると川に入る、ということはなかなか出来ないものですね。

昔はためらいなく裸足になり、服をびしょびしょにして遊んでいたのに。

「大人なんだから」「社会人なんだから」「母親なんだから」

きちんとしなきゃいけない。失敗してはいけない。

色んな条件で勝手に自分を縛っているのが今の私の状況かもしれません。

 (中略) 

けれども今日のメールで少し肩の力が抜けたようです。

「こうでなければいけない」ではなく

「こうしたい」「こうありたい」という自分を見つけてみようと思います。

 

Aさん、ありがとうございます。

大人の世界にいると、「こうでないといけない」「こうしないといけない」などの考えが支配的になり、実はそんな風に思う必要のないところまで義務的に考えてしまう人がたくさんいらっしゃいます。

 

上記のAさんの言葉を借りれば、

「大人なんだから(こうしないといけない)」

「社会人なんだから(こうしないといけない)」

「母親なんだから(こうしないといけない)」

が今の私の状況とおっしゃっていますが、多くの人が「自分もそうなのではないか?」と思われるところがあると思います。

 

そして

「こんな大人になりたい」

「こんな社会人になりたい」

「こんな母親でいたい」

 

と、考えていたのは、現実的な制約がどんなものか知らないときではなかったでしょうか?

でも、これって本来は大切にしたいことですよね。

 

「初心忘るべからず」と言いますが、童心に返ることはその人の本来大切にしたいと思っていたことを思い出させてくれる助けになります。

そして、その本来持っていた価値観こそが、自分らしさを発揮して行動するエネルギーの源泉となるのです。

このエネルギーは自然と湧き出てくるものですから、とても効率がよく自然体です。

 

それを忘れてしまって、義務感などで自分に制限や縛りを加え、エネルギーを絞り出すことにさらにエネルギーを使っている大人がなんと多いことでしょうか。

 

前者が太陽の力で動くソーラーカーなら、後者は常に石炭を燃やし続けないと止まってしまう、蒸気機関車のようなイメージでしょうか。

 

もちろん、短期的な目標達成をするときには、「こうしないといけない」という考え方は有効です。

しかし「こうしないといけない」という考え方の中にも、「この人についていきたい」とか「こうありたい」という前提があることでしょう。

 

私たちの仕事が世の中に価値を与え続けることを考えた場合、自分の内面からあふれ出るエネルギーを基盤として、上手に価値が提供できる流れを創ることが最も大切なことと私は考えています。

 

リーダーに求められるのは、この「流れを創る」こと。

それさえできれば、メンバーはその流れに乗って、いろんなアイデアが浮かんでくるようになります。

自発的なエネルギーを使っているので、メンバーも自然体で動けます。

 

初心を思い出すには、思い出せる体質にする習慣、それを習慣にするトレーニングが必要です。

私は「子ども心」「童心」に返る機会を大切にしたいと考え、いつも「こうありたい」を前提に物事を考える習慣を育てるよう心掛けています。

 

 

そして、この習慣を意識することは「アンチエイジング」にも効果的です。

 

あなたは、童心にかえることをどのように考えますか?