リーダーがビジョンを示せば組織は変わり始める!

■今日の質問「あなたの所属しているチームはビジョンを共有していますか?」 

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みなさん、こんにちは。 

あきらめかけている人をあきらめない人にするコーチ森泰造です。 

 

私の初めての著書の出版が正式に決まりました。 

いろいろな絡みがあって出版社や企画の詳細はまだお伝えできませんが、「部下の動かし方」というテーマで、テクニックをお伝えするだけでなく世の中の上司の悩み自体を解決する内容です。 

世の中の部下を持つ多くの方々が、自分らしさを発揮できるようになれる姿を思い描きながら書いていきます。 

また、情報公開できるようになったら、まずメルマガ読者の方に最初に案内させていただきます。 

 

さて今日は、現在私がお手伝いをさせていただいている、JR中央線高円寺駅徒歩5分の場所にある「うどん屋 てんてこ」の組織変革について書かせていただきます。 

 

関係のあるお店だから言うわけではないのですが、こちらは大変商品レベルの高いうどん屋さんです。 

フェイスブックページはこちら↓ 

https://www.facebook.com/高円寺-うどん屋てんてこ-350529521725753/?fref=ts   

 

「てんてこ」は社長の塚本令さんが7年前にオープンした、自家製麺とだしと食材にこだわったカフェ風のうどん屋さんです。 

 

塚本さんに聞き取り調査をするとこのような現実がありました。 

・店舗運営は順調で固定客もついている 

・店長である塚本さんと社員1名+アルバイト数名で運営して、なんとかシフトも回せているが安定しているとは言えない 

・新しいアルバイトでもすぐ辞めてしまう場合があり、対処に迷うときがある 

・みんなで意見を出し合ってくれるような、主体性を発揮できる店舗にしたいが、現状は自分(塚本さん)からの情報発信がほとんど 

・社員1名いるが、自分自身が休めるほどには任せられないので、定休日を作りそこで自分も休んでいる。しかし本当は定休日は撤廃して、毎日営業できるようにしたい 

・2店舗目、そして3店舗目と出していくには、今のままでは自分が今の店の日々のオペレーション体制から離れられず難しい 

 

そこで、理想的なあり姿を描いてもらいます。 

「ブランド価値を上げながら、自分自身がオペレーションに入らなくてよい状態」とのこと。 

そして2年後、3年後のビジョンも描いていただきました。 

 

この姿を実現させるためには、今の社員さんに塚本さんと同等のマネジメント力をつけてもらうことと、アルバイトさんの意識を塚本さんのレベルに近づけることが必要条件になります。 

その為には、塚本さんが大切にしてきたこだわりを言語化し、それを経営理念として変換することがマスト。理念に基づいた店舗の理想の状態を言語化し、店舗の指標を策定していただきました。 

 

それとあわせて、塚本さんにはこれまで話をしたこともなかった「うどん屋 てんてこ」のビジョンを、社員の方含めすべての従業員に話をしていただき、その際守るべき店舗の指標も目合わせも同時に行いました。 

 

その結果、塚本さんからこのようなご報告が。 

 

「おおむね全員良い反応を見せて、楽しそうですねと言う話が聞けた。 

定期的にミーティングを行うと、振り返りと来月どうしようかという話ができて良いと思う。 

双方向になれるし、それまで自分(塚本さん)にばかり聞きに来ていたことをアルバイトはもう一人の社員にもわからないことがあるときは聞きに行くようになった。 

このまま権限委譲が進められそう。」 

 

と、店舗全体の雰囲気が前を向くように実感できるようになったとのこと。 

そして何よりも大きな変化は、塚本さんご自身に起きました。 

 

「これまでは人を巻き込むことが怖かった。でも、自分が(店のオペレーションから)浮ける体制を作り規模を大きくすると決めてからは、ブランドを高めたいという話を人を巻きこんでできるようになった。 

話をするうちに自分の方向性が自分でも改めて分かってくるようになってきた。   

自分の想いやこだわりを言語化してみると、共感する言葉と共感しない言葉があることに気がついた。 

そして自分に響く言葉を集めて理念や指標を作ったら、自分の気持ちを伝えられるようになった。すると自分も人の話が受け入れられるようになった。 

スタッフと話をする時間を意識して作ると、従業員間の伝わるスピードや距離感が近くなった。 

そして、今は自分が何を目指して、何をしていいかがわかるようになり、そんな自分が楽しくなってきた。」 

 

これを読まれたあなたは、店舗の変わりようを想像できるでしょうか。 

 

それまでは、運営は塚本さんが孤軍奮闘で従業員に指示を出し、店舗の将来は塚本さんが一人で考えていました。でも今は従業員の方々から「こんな店にできたらいいですね」、「これをやってみましょう」と言うような話も出てきています。 

 

まだまだ、いろんなチャレンジはこれからですが、まず組織全体の意識を未来に向かせることには成功されました。 

 

未来を指し示すビジョンが共有できると、そこに所属するメンバーが変わるのはもちろんですが、なによりもリーダーが新たな視点や気づきを得るので大きく変われるんですね。

 

もちろん、大前提としてあるのはリーダーの「もっとよくしたい」という前向きな欲求です。 

 

リーダーがビジョンを描き、それを共有するとメンバーが変わります。 

そしてリーダーはビジョンを描いて伝えるプロセスを通じて、組織を動かすことが楽しくなってきます。 

すると、それにつれてメンバーもさらに変わります。 未来を向いた双方向のコミュニケーションが日常的に発生するようになると、従業員の参画意欲は益々刺激されます。 

そんな姿を経営者が目の当たりにすると、経営者の未来へのエンジンにも拍車がかかります。 

 

そんな好循環を生む事例として、ご紹介させていただきました。 

 

うどん屋『てんてこ』は、わざわざ他の駅から電車を使ってまで食べにくるファンがいるほど、味には定評があります。 

高円寺にお立ち寄りの際には、ぜひ一度足を運んでみてください。 https://retty.me/area/PRE13/ARE12/SUB1204/100000021741/ 

 

あなたの所属しているチームは、ビジョンを共有していますか?