コツコツが勝つコツ 稀勢の里優勝に思う

■今日の質問「目標達成のその先にあるものを持っていますか?」 

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こんにちは。あきらめかけている人をあきらめない人にするコーチ森泰造です。

 

先日の大相撲初場所で、大関の稀勢の里関が優勝しました。

新入幕から73場所、初土俵から15年もかかりました。

そして、来場所の横綱昇進も決まったようです。

 

亡くなられた先代師匠の鳴門親方は30歳を超えて横綱隆の里になったとき「おしん横綱」と呼ばれていましたが、その時代を知っているものとしては姿がかぶって見えます。

 

特筆すべきはこの間の休場が1場所しかないこと。

 

休まず、自分の状態管理と稽古に努めた結果でしょう。

これから、さらに強くなる稀勢の里関に期待したいですね。

 

稀勢の里関が優勝できたのは、いろんな理由があったと思います。

人財育成的な視点から見た場合、その理由は「あきらめずに続けてきたから」。

 

全ての成功者に共通するのは「あきらめない人のみが夢や目標を成し遂げられる」と言うことです。

では、あきらめずに続けるには何が必要なのでしょうか?

 

稀勢の里関は周囲のサポートへの感謝を口にしていました。

人間は一人では生きていけないですし、仕事でもスポーツでも一流になるためには、人の協力や支援をいかに受けられる環境を作れるかはとても大切な要素です。

 

人に感謝できる人は、感謝をする習慣ができている人ですね。

自分がなんで生きていられるのか、なんで仕事ができていられるのか、なんで健康なのか、日ごろから食事にも、人と会う機会にも、家族にも、お客様にも、感謝できる人は、周囲から応援してもらえる「徳」を身に着けています。

 

それから、「未来を見据えること」。

稀勢の里関の言葉が、彼が優勝だけを目指していたわけではないことを物語っています。

優勝インタビューでは「まだまだ物足りない部分があるし、強くなれる。これで終わりじゃない」と答え、先代師匠の鳴門親方の位牌に手を合わせ報告した後、報道陣に「(先代は)『これからだよ』と言っていると思います。」と伝えています。

 

さらに、27歳の誕生日には「相撲界ではもういい年齢です。刻一刻と終わりが迫っている。無駄にしない人生にしないと」と語っていました。

 

そう、優勝して終わり、横綱になって終わりではないんです。

自分の終わりから逆算して、未来から自分を見て、今の自分を無駄にしないためには何をしたらよいのかをずっと前から考えていたんですね。

 

これも成功者に共通することです。

目標を達成したその先にあるものが明確に見えていればいるほど、目標達成はただの通過点でしかありません。

目標達成したその先にあるものが明確に見えていればいるほど、浮かれることなく淡々と未来に向かって次の一手を考え行動できます。

 

そして、目標達成のその先にあるものは、自分の人生に意味を持たせるもの、人として本当に大切にしたいものなんです。

これが明確に見えている人は強い。

何があっても、ブレることなく前に進めます。

 

スポーツの世界はマスコミから情報を入れやすいですし、成功した姿がわかりやすいですね。

その成功を手に入れた先に何を見ているのか? こんな視点でスポーツ選手を見ると、また違った面白さが発見できます。

そしてそのような見方ができる習慣をつけると、自分自身は何を大切にしたいんだろうということを考える大きなヒントを頂けます。

 

あなたは、目標達成のその先にあるものを持っていますか?