大切なことを忘れないためには

■今日の質問「決め事や学んだことを忘れないための工夫をしていますか?」 

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こんにちは。悩めるリーダーにブレイクスルーを引き起こすリーダー養成コーチの森泰造です。

 

前々回のメルマガで堀江信宏さんの著書「自問力」をご紹介しました。

それ以降、自問や質問を気にするようになり、以前に比べアンテナが立っている感じです。

 

様々な媒体の記事を読む時にも「これってどんな問を立てたのだろう」と問題意識をもって見たり、自分の日常的に行っている質問のワーク(これについては別の機会にお話ししますね)を、以前よりも強く意識して行うようになって、「動かされている感覚」が「主体的に動いている感覚」に変わりました。

 

心理学者のエビングハウスは、人は記憶したことの74%を24時間以内に忘れると言っています。

会社やチームで決めたルールの中でも、最初は機能しても、だんだん忘れていってやらなくなるものってありますよね。

 

そう、人間は忘れる生き物なんです。

 

例えば社内ハラスメントの防止。

ハラスメントはあってはいけないことなので、例えば違う会社のハラスメント記事を読んだ時には「ハラスメントをしない、させない環境を作りましょう!」と呼びかけて取り組むわけですよ。

 

でも、しばらく平穏無事な日々が続くと、無意識のうちにハラスメント防止注意喚起を忘れてしまったりするんですね。だいたい、問題ってそんなときに発生するのです。

 

ですから定期的な情報発信、情報共有が必要ですし、その為の計画が必要なんです。

毎日毎週「ハラスメント防止!」なんて注意喚起すると、他にも膨大な量の情報を共有しなければいけない環境だと埋もれてしまいますし、重要度も下がってしまいます。

 

忘れた頃に注意喚起をすること。それが1か月ごとなのか3か月ごとなのか、それはそれぞれの組織に合った期間でいいでしょう。

これを定期的に行うことで、人は「あ、そういえば気をつけなきゃ」と思い出すのです。

 

これは「学び」も同じですね。

受験勉強をされた経験のある方は多いと思います。

その時必死になって覚えたことって、今も仕事で活用されている方を除けば大多数の方は忘れてしまっていることが多いですよね。

 

そんな中で今も覚えている人は、仕事で使い続けた人か、定期的に振り返りをする時間を取った人だと思います。

 

例えば、セミナーを受講した直後はやる気満々で、行動量も多くちゃんと実践していたのに、いつの間にかやらなくなることは多いと思います。

 

企業研修もそうですが、一回だけで完結する研修でも、そのリマインドをさせる機能を計画しておかないと、せっかくの投資が無駄(全部無駄とは言いませんが投資効率が悪くなりますね)になります。

でも、リマインドにはまたお金がかかるから、それだったら他のテーマの研修を受けさせた方が良いとか、リマインドなんて必要ないとか、言う方はたくさんいらっしゃいます。

 

プライベートでも、読んで感銘を受けた本を、「いつか読み直そう!」と決めていたのにそのままになっていると言う方は多いはず。定期的なメンテナンスをスケジュールに入れて、学びでも仕事でも効率よく進めていかれることを自戒も込めて(苦笑)お勧めします。

 

あなたは、定期的にリマインドを計画するなどして、決め事や学んだことを忘れない工夫をしていますか?