プロレス総選挙に見るプロレスラーのリーダーシップ

■今日の質問「あなたらしさを発揮するステージを作っていますか?」

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こんにちは。悩めるリーダーにブレイクスルーを引き起こす育成コーチの森泰造です。

 

3月にWBCの日本対オランダ戦の激闘の後、深夜0時過ぎから「プロレス総選挙」を見ました。

 

これはファン1万人と、現役およびOBプロレスラー200人の投票で順位を決める、AKB総選挙のパクリのような企画ですが、小さいころからのプロレスファンの私としては、大変興奮した時間でした。

 

番組では選挙で選ばれたベスト20を紹介します。

往年の力道山から、プ女(プロレス女子)がハマる現在活躍中の現役プロレスラーまで、バラエティに富んだ人選でした。

 

そして、一位は予想通りアントニオ猪木でした。

 

今日は、これを「人を活かす」という観点から見ていきましょう。

 

1980年代、金曜夜8時と言えば新日本プロレスが毎週放送されていました。

そう、ゴールデンタイムで視聴率が取れる番組だったのです。

 

そこではプロレス総選挙で一位に輝いた、アントニオ猪木が常に主役でした。とにかく強かった。

 

肉体の強さはもちろん、不屈の闘志を前面に押し出して、気持ちの面でも相手を圧倒していた様子が見て伝わってきていました。

 

私も毎週欠かさずテレビを見て、自分をアントニオ猪木に投影させていた一人です。

番組が終わると、一人で「1、2、3、ダーッ!」とやったり、受験勉強で自分に負けそうな気持を奮い立たせてもらったりしていました。

 

これほど惹かれていたのは、そこに正義の味方アントニオ猪木VS悪役レスラーという構図、勧善懲悪の世界があったからです。

 

いろんな悪役が手を替え品を替えて猪木に向かっていき、いろいろあっても、最後は必ず猪木が勝つ。

そのストーリーが多くの視聴者にも受け入れられていたのではないかと思います。

 

その後しばらくして、プロレス界は不況に陥ります。

 

アントニオ猪木がレスラーとして一線を退いてから、テレビでプロレスを見られる機会もめっきり少なくなくなりました。

 

そして、今、プ女子(プレロス女子)ブームに象徴されるように、プロレス界は復活してきています。

プロレス総選挙でもオカダ・カズチカが4位、棚橋弘至が6位と、並いる過去の先輩レスラーを差し置いて選ばれています。

 

実はうちの小学2年の娘もオカダ・カズチカのファンでした。

理由は、「カッコいい」そうです。棚橋弘至もそうですが「イケメン」なのです。

 

イケメンでしかもものすごく強いので、そこに女子が惹かれているんでしょうね。

でも彼らの試合は常に全力投球で、ここまでやるか? と思えるくらい激しい試合をしてくれます。

その上、見ているものを魅了する華麗な技も次々と繰り出してくるのです。

この華麗な技は、昔のプロレスにはないものでした。

 

アントニオ猪木と、オカダ・カズチカ。

彼らに共通するのはストーリーを持っている、個性を持っている、必殺技を持っている、ですね。

 

アントニオ猪木と言えば、キャッチフレーズは「燃える闘魂」で、必殺技は「延髄切り、卍固め」など。

オカダ・カズチカのキャッチフレーズは「金の雨を降らせる男」。必殺技は「レインメーカー、ドロップキック、パイルドライバー」など。

そして、その個性を活かすべく、半端なく練習で自分を追い込みます。

 

この二人のプロレススタイルは、それぞれの個性の延長線にあります。

まず、強くあることが目的であり、そして自分のスタイルを通し続けることで聴衆の共感を呼ぶ。

 

自分のスタイルを貫き続けることで、人気を保つレスラーは他にもたくさんいますが、「強さ」を伴わないと、本当に人を惹きつけることはできません。

 

これは、ビジネスの世界でも同じですね。

「強さ」=「仕事の成果」、「プロレススタイル」=「こだわり、自分のスタイルを持って仕事を進める」。

 

周囲の人々から共感を呼ぶようなこだわりを持って仕事を進め、成果を上げ続けるビジネスマン。

そんな人は、組織や会社のリーダーとして認められることでしょう。

 

大切なことは、成果を出すことと、自分のスタイルを持つことです。

 

自分のスタイルを持つとはどういうことか?

それは、アントニオ猪木やオカダ・カズチカのように、自分の強み、自分らしさを徹底的に追求していくこと。

 

それには、自分の本質的な部分を理解することが前提となります。

 

チームや組織を動かそう、変革しようとするとき、どうしても目線は変革すべきチームだけに目がいってしまいますね。

 

そんな時に自分自身の強み、本質的な部分にも目を向け、それをどうやって変革のためのリソースとして活かせるかを考える人はどれくらいいるでしょう?

 

組織やチームでリーダーシップが発揮されている時、それは同時に間違いなくその人がその人らしさを存分に発揮できている時です。

 

ということは、日ごろから自分の本質的な部分を知り、自分らしさを発揮することを心掛け、そんなステージを作っていれば、自然とそのような立場に立った時もリーダーとしての役割を全うできるようになります。

 

現在開講中の「リーダーシップ実践マスター講座0期」でも、「自分らしさ」をいかにして発揮していくかを追求していきます。

本年7月29日(土)からの1期も申し込みを受け付けていますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

 

あなたは、自分らしさを理解して発揮できるステージを持っていますか?