高校生にもリーダーシップを学ぶ機会を!

画像は2016年に実施した際のものです
画像は2016年に実施した際のものです

■今日の質問「心の知能指数を高めるトレーニングをしていますか?」  

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こんにちは。 

悩めるリーダーにブレイクスルーを引き起こす人財育成コーチの森泰造です。

 

おかげさまでこの夏も、仕事に追われ、忙しい毎日。 ちょっと一息つきに泳ぎにでも行きたいなあと思いながら、原稿を書いています。

 

しばらく前に、都内の高等学校でリーダーシップの授業をしてきました。 

昨年、私のリーダーシップ実践講座を受講された高校教師の方から、自校の生徒たちにも教えてほしいと依頼をいただき実施したところ、好評だったようで今年も再び声をかけていただいた次第です。

 

事前の打ち合わせで先生からこんな気になるお話がありました。 

「森さん、今年の生徒は去年と違うんです」 

「何かあるんでしょうか?」 

「昨年の生徒は森さんの話にもよく反応してくれていましたが、今年の生徒は人と一緒に何かを生み出した経験が少ないのか、それともチームで何かをやる意義をあまり感じていないのか、何事にも反応が薄いんですよ」

 

よく聞いてみると今年の生徒たちは、 

・チームへの帰属意識がなかなか表面に出てこない 

・リーダーになる子が他責な発言をしたりすることがある 

・やろうとする子は動いてくれるが、多くの生徒は自ら動こうとしない 

・思っていることがあっても言わない、言うと馬鹿にされるのではないかと思っている、又は言っても伝わらないと思っている 

という傾向がありそうだということでした。

 

そして、そんな傾向を持つ高校生に「チームって大切だよね」ということを理解させたい、新たな自己発見の場にしてあげたい、という先生の熱い想いも聴かせていただきました。

 

あなたが、私の立場だったらどのように授業を考えられるでしょうか?

 

この傾向って、実は私の周囲でもよく耳にする話なんです。 

それは、学校ではなく「会社」。

 

会社に当てはめて考えると、どのような構成にしたらいいかアイデアが浮かんできませんか?

 

チームの帰属意識が感じられなかったり、思っていることがあっても言わない集団に共通するのは、他人が大切にしたいことに触れていなかったり、理解しようとしていなかったりすることです。

 

そして、人は「痛みを避けようとする生き物」です。

 

自分以外の他人が大切にしていることがわからない状態だと、多くの人は「話しかけたくない」、「話をするのが怖い」、「そんなことで傷つくんだったら自分の持つ内側の世界で楽しくやろう」、というような思考になってしまいます。

 

これを打破するには、相互理解を深める機会を創ること。 

実際の高校での授業では、自分が絶対に大切にしていきたいと思うことを考えてもらい、その理由も言語化してもらいました。 

そして、二人一組で向き合って、お互いに大切にしたいと考えていることを共有しました。

 

やったことはこれだけ。 

でも、これだけで生徒たちは多くの心の変化を感じるのです。 

それを実感させて、人間関係を深めることの大切さを説きます。

 

関係性が深まれば、あとはチームの方向性や目標を共有すればいいだけですからね。 

順番が逆だと、強制力を使ってしかチームは引っ張れないですね。

 

最近の若者は、スマホなどの自分の世界だけで楽しめるツールがありますから、強制力を使って何かをさせようとしても動いてくれません。

 

ワークを通して最初は怪訝そうな表情をしていた高校生も、その顔がだんだん楽しそうな表情に変化してきました。 

そんな様子を見ていると「日本の未来も楽しみだなあ~」なんて思えてきました。

 

この自分が大切にしたいことを理解する力、相手の大切にしたいことを理解してあげる力を「EQ:Emotional Intelligence Quotient」=「こころの知能指数」と言います。 

高校では大学入試が控えていますので、IQばかり高めることにエネルギーが注がれています。

 

でも社会に出て人生を幸せに生きていくうえで、本当に大切なのはIQなのでしょうか? 

どんなに高いIQを持っていても、それだけでは結局はうまくいかないことは一昔前のエンロン事件(米・エンロン社の不正発覚事件)などで証明されています。 

これ以降、米国ではEQマネジメントを取り入れる企業が増加しています。

 

人は一人では仕事も生活もできません。 

人との関係構築力こそ、リーダーシップの必須スキルになります。

 

そんなことを今回、日本の未来を担う若者たちに熱く伝えられる機会をいただいたことに感謝いたします。

 

EQ教育を行いたいと考えられる学校関係あるいは会社経営の方には、その教え方もお伝えしています。 

興味のある方は、HPからお問い合わせください。

 

あなたは、心の知能指数を高めるトレーニングをしていますか?