人間関係がうまくいかないときの特徴

■今日の質問「知らぬ間に思考の負のスパイラルに入っていませんか?」  

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こんにちは。 

悩めるリーダーにブレイクスルーを引き起こす人財育成コーチの森泰造です。

 

あなたはチーム内の人間関係、うまくいっていますか? 

メンバーは主体性を発揮して、チームの生産性向上に努めていますか?

 

人間関係って傍からわからない間に、変化しているものですね。

 

先日、金融関係のある女性管理職の方とセッションをしました。 

ここではYさんとします。

 

Yさんは部下やメンバーの主体性を高めて、みんながやりがいをもって働けるチーム作りに取り組んでいます。 

そんな姿が認められ、上長から他のチームのモチベーションアップをしてくれないかとまで持ち掛けられていました。

 

しかし、Yさん自身はその話にあまり乗り気ではなかったようです。

 

話を聴いていくと、社内に女性のロールモデルがいないので戸惑っている、自分の未来がイメージしきれない、他のチームの上長と人間関係がうまくいっていない、などの理由がありました。

 

さらに深く話を聴いていくと、 

自分のチーム内も思うように動いてくれなくなってきている様子。 

新しく仕事を覚える際に、メンバーの態度が自分の予測していた態度と違っていたためイライラしていました。

 

話を聴いていると、自分以外の人の行動に自分の興味を奪われている印象でした。

 

人って、疲れている時やストレスが溜まっているときは、そんな思考に陥りがちです。 

仕事ができる人だと、人のできない部分に目が行きますのでなおさらですね。

 

こんな場合は、自分に視点を向けていただきます。

 

「そもそもどんな仕事がしたいのか?」 

「仕事とは、Yさんにとってどんなものなのか?」 

「仕事で大切にしたいことは何なのか?」

 

すると、仕事は生きがいであり自己表現をする場、自分のやりたいことを発信する場、やりがいを求める場、などすばらしい答えが出てきます。

 

そこで、今のYさんの行動に焦点を当て、その違いを見てもらいます。

 

ところが精神的に良い状態でないと、多くの場合、自分の行動を制限してしまう思い込み(リミッティングビリーフと言います)が、行動を邪魔してしまいます。

 

Yさんの場合は、「自分から発信や自己開示をしても、メンバーに理解してもらえないんじゃないか?」というリミッティングビリーフがありました。

 

この状態だと、頭ではやらなきゃいけないと思っていても行動に移すのは困難です。

 

まずは、このリミッティングビリーフを取り除き、新しいエンパワメントされるビリーフ(信念、思い込み)を作ります。

 

「自己開示すれば、自分の事をわかってもらえる」 

「その分相手も心を開いてくれ、フィードバックがもらえる機会ができる」 

「相互理解が進み、信頼関係ができる」

 

などの新しいビリーフをもって行動できると、Yさんのそもそも手に入れたかった、「仕事とは自分のやりたいことを発信する場」を実現できる未来がイメージできました。

 

さらに自己開示することで、自分への信頼感ができ、部下にも自分の思っていることを言っていいんだと思ってもらえるようになります。そのプロセスは、部下育成のための自分の糧にできますね。

 

ここまでの対話を通して、Yさんは笑顔になり、すっかり元気を取り戻してくれました。

 

優秀な人ほど、深く考える傾向にあります。 

すると、自分自身が客観的に見えなくなることがあります。

 

あなたも、似たような経験があるのではないでしょうか?

 

うまくいかない時こそ、今の自分に質問してみましょう。 

「そもそも、自分はどうなりたいのか?」

 

そして行動を止めるリミッティングビリーフ。 

これは、なかなか一人では外せません。 

外す必要があると思ったら、ご連絡いただければ幸いです。

 

人は思い込みで生きています。 

良い思い込みはとてつもないパワーを生みますが、良くない思い込みは行動を止めてしまいます。

 

自分の時間は限られていますので、できるだけ良い思い込みで行動したいものです。 

そうすると、ほかの人を元気にしてあげることもできますからね。

 

あなたは、知らない間に負のスパイラルに入っていませんか?