人財育成にもPDCAが必要 PART2

■今日の質問「目標とする組織の姿に近づく行動はできていますか?」  

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こんにちは。 

悩めるリーダーにブレイクスルーを引き起こす、人財育成コーチの森泰造です。

 

前回のメルマガでは、リーダー育成にも具体的な設計図が必要だというお話を書きました。 

今日は、その続編です。

 

目指すべき組織を描き、そこで機能するリーダー像も明確にできたとしても、それだけでは組織は変わらないですし、リーダーも育ちません。

 

目指すべき組織・リーダー像が描けたら、チームのあるべき姿として全員と共有することです。

共有すると、なんかやってくれそうな雰囲気が一時的にできたりすることがあります。

 

元々、全員のチームワークが取れている組織なんかはそうですね。

 

でも、放っておくといつの間にか以前の状態と変わらなくなったりします。 

これも、よく相談を受けるパターン。

 

「みんなでよしやろう! って雰囲気になって最初は良かったんですが、また元に戻っちゃいました……」

 

人は基本的に、今の状態から変わりたくないという性質を持っています。 

特に未来がしっかりと見えない場合は、動けなくなりますね。

 

最初はよしやろう! と思って、勇気をもって一歩踏み出した優秀な部下でも、その行為に関心がもたれなかったりすると、やろう! という気持ちは急速に萎えてしまったります。

 

そう、目指すべき組織・リーダー像は一度共有したら終わりではなく、ずっと共有され続けないと意味がないのです。

 

そのためにも、戦略を練って行動を続けること。リーダーとしての振る舞いや行動はどうしたらいいのか考えて行動すること、させること。 

そして、その行動が認められる環境を作ることですね。

 

組織の理念や目標を、唱和したりしているところもありますが、それを行動することにつなげず、「唱和すること」「唱和して考えること」が目的化しては何の意味もないですね。

 

大切なことは「行動すること」です。

 

行動するから、うまくいくこととはどんなことかがわかり、うまくいかないケースを知ることができ、また行動するから自分に新たな視点が生まれるのです。

 

そうすると、次に何をどうすればいいのか? という課題が見えてきます。 

そしてその課題に対してアクションプランを考え、スケジュール化し、また行動する。 

このPDCAを繰り返すことで、少しずつ組織は前進するのです。

 

行動しないうちは、目に見える変化は何も起きません。 

変化が何も見えないと、メンバーは「変わる必要がない」と思ってしまいます。 

変わる必要が無いと思ってしまったメンバーを、再度「変わろう」という気持ちにさせるのはとてもエネルギーがいりますね。

 

なぜならメンバーには「またか」という意識が芽生えてしまいますから。

 

詳細な設計図もなく、安易に研修を行うだけで人財育成を済ませようとすることは、そのような意味でも「危険」です。

 

人の可能性を最大限に引き出して、行動することが認められ応援されるような、精神的にも充実した職場にすることは、組織をブレイクスルーさせる肝ですね。

 

あなたは、目標とする組織の姿に近づく行動ができていますか?