つまらない毎日も面白い毎日になる

■今日の質問「相手の感情に焦点を当ててみませんか?」  

 

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こんにちは。 

悩めるリーダーにブレイクスルーを引き起こす、人財育成コーチの森泰造です。

 

先日こんなことを言う方に出会いました。

 

「毎日がつまらないんです。」

 

彼女は私が研修プログラムを実践している企業の新入社員です。 

ここでは仮にAさんとしましょう。

 

Aさんに、主体性を取り戻して前向きに仕事に取り組める状態になってもらうために、あなたならどうしますか?

 

以下は私とAさんのやりとりです。

 

私「毎日がつまらないと思っている自分は好きですか?」 

Aさん「『つまらない』と思っている自分は好きではありません」 

私「では、どんな自分でいたいの?」 

Aさん「自分らしくいられたらいいと思います」 

私「自分らしくってどんな感じなんでしょう?」 

Aさん「自分の感性を大事にしたい、感じたことに素直でいたい」 

私「今の仕事場では感じたことに素直になれないの?」 

Aさん「はい……。面白いと思えることがないんです」 

私「全くありませんか? 100%ですか? 1%の余地もないですか?」 

Aさん「いえ、そういわれるとそうではないです。50%くらいですかね……」 

私「そのプラス部分の50%はどんな時ですか?」 

Aさん「お客様と話をしている最中に、こんなことをしてあげれば喜ばれるんじゃないかってことを発見した時とか……」 

私「それ発見した時ってどんな気持ちになるの?」 

Aさん「嬉しいですね。新しいことが出来る予感もしますし」

 

この後も会話は続きますが、この時点でAさんは、最初の「毎日がつまらない」と話しているときの顔の表情と明らかに違っていました。

 

それは自分で「嬉しい」というプラスの感情の言葉を発しているから。

 

会話の中で徐々にわかってきたことですが、実はAさんは、ちょっとした人間関係で悩んでいただけでした。 

でも、人間関係のほころびが不安を増大させ、さらに悪いイメージを膨らませて、「毎日がつまらない」と感じていただけなんです。

 

人間の不満やストレスは、おおかたそのようなものです。

 

自分の感情のベクトルが、マイナスの方向に向いていただけなんですね。 

それが自分の中でイメージが膨らんでしまい、冒頭の言葉になりました。

 

新入社員も入社して3か月目。いろんな感情を持つ頃ですし、社会人として痛い思いもし始める頃です。 

こんな時にネガティブな発言をする新入社員に対し、「仕事なんだから頑張って楽しくすることを考えろ」と言ったところで、昨今の若者は感情を揺さぶられた経験も少ないですから、できない人が多いでしょう。

 

私の時代は「気合で笑顔になっとけ」と言われ、やってるうちに楽しくもなったりしましたが、そうはいかない人の場合は、「感情を変えてあげる」といいでしょう。

 

ネガティブな感情の時は、ネガティブな思考に走ります。 

そこで、どれだけ気の利いたアドバイスをしても、その感情が変わらない限り伝わりません。

 

一方で、感情を変えてあげると、それだけでどんなアドバイスでも受け入れられるようになります。

 

人って面白いですね。

 

あなたも、相手の感情に焦点を当ててみませんか?