齟齬の原因は曖昧なコミュニケーション?

【今日の質問】

正確に伝えることができていますか?

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こんにちは。

悩めるリーダーにブレイクスルーを起こす

人財育成コーチの森泰造です。

 

拙著「ケンタッキー流部下の動かし方」

おかげさまで、日本のあちこちから

感想をいただいております。

 

内容としては

「読みやすい」

「内容が明快」

「あとは実行するだけになりました」

「自社の人財育成が体系的にできた」

など、モヤモヤしていたものがはっきりした、

やり方が分かったなどが多いですね。

 

まだ読んでいらっしゃらない方は

ぜひ手にしていただき、

お役立ていただきたいなと思います。

 

さて

前回のブログで、100%のコミュニケーションはあり得なく常にそれは曖昧である。

そして、その曖昧さが人間関係をややこしく

させている、と言う内容を書きました。

 

その問題の原因は片方にあるのではなく

伝える側、受け取る側双方にあるとも。

 

そして今日は、

その解決方法の一つをお伝えします。

 

その前に、コミュニケーションの原理原則

について理解しておきましょう。

 

コミュニケーションとは意思疎通させることで、新たな価値を生み出すことです。

 

AさんからBさんに言葉をかけ、

Bさんがそれに反応してAさんに言葉を返し、それを聞いたAさんがまたBさんに返す。

 

このプロセスを経て、お互いの考えていることの理解が深まり、「意欲」や「希望」等の

新しい価値が生まれることです。

 

価値が生まれていない場合はコミュニケーションができているとは言いません。

 

それを踏まえて、

どうやったら曖昧なコミュニケーションが

改善されるか。

 

その最初の答えは

「曖昧さを減らすこと」です。

 

通常行われている会話は、

情報が省略されたり、

一般化されたりしています。

それを、正確にする質問を投げかけるのです。

 

例えば

「コーチングは素晴らしい」と言われた時。

 

これだけでは、コーチングの何がどのように

素晴らしいのかわかりませんし、

何と比べているのか、その根拠は何か、

素晴らしいの基準っていったい何なのか

わからないですよね。

 

でもその状態でありながら、

「コーチングは素晴らしい」をそのまま

受け入れてしまっている人は多いと思います。

 

相手の考えている「コーチングは素晴らしい」という状況を、自分も相手と同じように

思い描けるよう、具体的にする質問をします。

 

「何がどのように素晴らしいの?」

「なんと比べて?」

「どこが?」

「あなたの言う素晴らしいってどういうこと?」

などが出てくるでしょう。

 

え?こんな質問?

 

と思われるかもしれませんが、

具体的に質問することが大切なんです。

そしてこの時最も大切なことは質問する姿勢です。

 

それは、相手の考えやあり方を理解するために質問する姿勢です。

 

相手の抽象的な表現を自分でも、

イメージとして共有できるように質問することですね。

 

この姿勢を持って質問している間は

人間関係は深まることはあっても悪くは

ならないでしょう。

 

人間関係を悪化させるのは、

自分本位の話をしたり質問したりする時です。

 

あなたも経験があるのではないでしょうか?

 

こちらの事を質問してくるのはいいけれど、

どう考えてもこちらのことを心配してくれたり、

気にかけてくれたりしているような感じがしない時。

 

「自分が知りたいから」で質問すると、

人間関係は悪くなる傾向にあります。

 

「相手のことを理解したいから」の姿勢ですね。

 

この姿勢があれば、詰問したり、

なぜ?なぜ?と問い詰めたりすることはなくなります。

 

逆に、相手を詰問したり、なぜ?なぜ?と問い詰めている時は、自分の感情を満たそうとして行っている時と言えるでしょう。

 

相手の事を考え、相手の事を理解するために

曖昧なところを具体的にしていく会話。

 

これを意識せずともできるようになりたいですね。

 

人間関係がうまくいっていないことに

気がついたときは、今日のように

自分本位か?相手本位か?

自分に問いただしてみましょう。

 

今日は効果的なコミュニケーションにするための

質問をひとつお伝えしました。

 

まだまだ人間関係を改善させる質問は

ありますが、それはまたの機会にお伝えします。

 

質問の意図で、結果は大きく変わりますね。

 

 

あなたは、どんな意図を持って質問していますか?