「わかっているはず」は「わかっていない」

【今日の質問】

関係の改善をあきらめてはいませんか? 

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こんにちは。 

悩めるリーダーにブレイクスルーを起こす、

人財育成コーチの森泰造です。

 

 

今日は、自ら変化を起こすことで、

奥様との関係性を改善された

Mさんのお話をご紹介します。

 

会社員のMさんは、成長意欲が高く、

仕事をしながら様々な学びの場に身を置き、

資格試験の勉強をしたり、

私の講座でもリーダーシップを学んだり、

将来のご自分の人生設計を描いて、

着実に前に進まれている方です。

 

その人生設計の中心には、

ご家族とのしあわせが組み込まれています。

 

ところが、

奥様との関係が思うようにいかず、

ストレスを抱えていらっしゃいました。

 

私「先日のお休みはどうでしたか?」

Mさん「妻とけんかしました」

私「あら、大変でしたね」

Mさん「わかってもらってると

思ったのですが……」

 

休暇中で、

奥様と向き合う時間もあったので、

将来のために今取り組んでいることについて

話をしたのだけれど、とのこと。

 

「家族のしあわせを考えて

いろんな学びを深めているのだから

妻は理解をしてくれているはずだ」

と思っていたMさん。

 

しかし、奥様は理解を示してくれず、

逆にMさんの考えを否定するような

言葉を返したため、けんかになったとか。

 

以前のMさんだったら

そこで「あきらめ」ていたかもしれません。

 

でもすでに心が

未来に向けて走り出している彼は、

あきらめ思考ではなく、

どうすれば今より良くなるか、

どうすれば前にすすめるか、を考えました。

 

そして、

対話のもつ効果を過去に学んでいたために、

お互いに話をせずに仲たがいしていた自分に

気がついたのです。

 

ひとしきり奥様の考えを聴いた後、Mさんは

「わかってくれていると思っていたが、

これまでそのような話をするのを

自分も避けていた。

今日は分かり合えないかもしれないが、

少しずつ、お互いが大切にしたいことを話す

時間を作っていかないか?」

と提案したそうです。

 

すると、奥様もしばらく考えてから、

前向きに捉えてくれたとのこと。

 

「わかってもらってると思っていた

自分に気が付きました。

正直に話をして、

どうなったらよくなるかを提案したら、

これまで互いがストレスと感じていたことが

薄まっていく感覚がありました。

まだ、完全に修復したわけではないですが、

少なくとも全く理解されていない状態は

脱したので、

腹を割って話をしてよかったです」

そう話しているMさんの表情は、

とてもさわやかで嬉しそうでした。

 

一番身近にいる人が、

ストレッサーから理解者に変わっていくと、

人は大きな安心感を得ます。

そして、新たなチャレンジを後押しする

エネルギーを生みます。

 

対話の大切さを学び、実践することで、

Mさんは、

頭だけで理解していた対話の効果にも、

確信を持てるようになりました。

 

そしてその確信は、もっと良くなるように

対話が使えるのではないかという

プラスの感情を生み、

さらに、自分が本当に大切にしたいことを、

前に進める状態をイメージさせます。

 

Mさんは、

「この体験を仕事場にも応用したい」

と言っていました。

 

確信が深まると、

さらに行動が広がっていきますね。

 

こうして

大切にしたかったことが深められる体験を

繰り返していると、

意識してしかできなかったことも、

無意識でもできるようになります。

 

学びが深まる過程ですね。

 

分かってもらっていると思ったら、

分かってもらってなかったということは、

誰でもあることでしょう。

 

問題は、その現象をどうとらえるかです。

 

この時、あきらめに変えるのではなく、

この機会をどう活かすかという視点で、

行動できるようにするリソースが、

その人が持つ価値観と参照枠です。

 

「何を大切にしたいのか?」と、

「どうやってすればいいのか?」ですね。

 

Mさんは、

対話の大切さと手法を学んでいたので、

プラスに転じさせる行動がとれました。

そのため、安心できる夫婦関係と

未来への確信を得ることができたのです。

 

次にお会いするときの

Mさんのお話が楽しみです。

あなたは、

今日の話をどう思われますか?

 

あなたは、関係の改善をあきらめてはいませんか?