タイムマネジメントの極意

【今日の質問】 

時間の質を上げる方法を実践していますか? 

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こんにちは。 

潜在意識に働きかけて生産性を4倍にする、 

人財育成コーチの森泰造です。 

 

今日のテーマは「タイムマネジメント」。

ワークライフバランスにも関わることです。

 

相談者はHさん。

まだお若いのに、

会社では取締役として活躍されている

責任感の強い優秀なビジネスマンです。

 

仕事でバリバリ働きながら、

趣味のダンスの時間も大切にされています。

 

彼はそのダンスのチームの代表を務め、

多くのメンバーをまとめる役割を担って、

リーダーシップを発揮されています。

 

自分の思いを前面に出しながらも、

一人ひとりの思いも大切にできる

素晴らしい人物です。

 

その彼が

「もうダンスチームの一線から

身を引こうと思っています」

と打ち明けてきました。

 

くわしく話を聞くと、

「仕事にとてもやりがいを感じているので、

もっと時間を仕事に費やしたい。

それには、現在週2回練習しているダンスを

月に2,3回にしようと思う」

 

「そうなると踊り手としては

チームに迷惑をかけることになるので、

代表としてだけ頑張ろうと思ったが、

そんな中途半端な感じで関わっていては、

逆にメンバーに申し訳ないと思い、

もうチームを辞めようかと思っている」

 

「でも、本当にそれでいいのか?

心から好きなことをあきらめていいのか?

と思う自分もいて悩んでます」

ということでした。

 

彼には奥さんとお子さんもいて、

日曜は家族の時間として確実に確保したい、

そこは譲れないとも言っていました。

 

まさしく、

「あれも、これも、それも、したい」という

状態ですね。

 

あなたが相談を受けたらどう答えますか?

 

時間というのは、

1日24時間皆に平等に与えられていますが、

これは「感覚」なんですね。

 

時間が「ある」と思えれば、

いくらでもあるように思えるし、

「ない」と思えば、

本当に時間がないと感じてしまう。

 

Hさんは、

「家族との時間か、仕事か、ダンスか」で

考えていたので、

どれかを切り捨てるしかないという

思い込みを持っていました。

 

これを、

「家族との時間も、仕事も、ダンスも」で

考えてもらいます。

 

単純に行動の時間で考えると、

3つが切り離されますから、

3つの共通点を探すのです。

 

何のために家族の時間をとるのか?

何のために仕事にエネルギーを注ぐのか?

何のためにダンスをするのか?

 

すると3つとも共通して、

誰かに尽くすこと、

目の前のことに全力で向かうことで、

一体感を感じることができ、

Hさんはそこに、生きがいや価値を

感じていることがわかりました。

 

全て同じ価値を得るための行動ですから、

どれをやっても満足度は高いわけですが、

切り離す必要はありません。

 

これらをいくつか重ねてできる方法を、

Hさんには考えてもらいました。

 

例えば、

・ダンスチームの練習に家族を呼ぶ。

終わった後はHさんをどう思ったか、

お茶しながらフィードバックをもらう。

奥さんやお子さんの、

大事にしたいものについても話をする

 

・ダンスチームを代表としてまとめる手法の

社内の人材育成手法への応用を考える。

実際に仕事でもテストをしてみる

 

・逆に仕事中に、

「ダンスチームだったらどうしただろう?」という視点を取り入れる

 

こんなことをイメージしてもらうと、

ダンスをしながら仕事が前に進みますし、

ダンスをしながら、

家族と理解を深める機会が作れます。

 

イメージをしている間に、

Hさんの表情は、

みるみる穏やかに変わっていきました。

 

それまでは

「ダンスはダンス、仕事は仕事、家庭は家庭」と切り離して考えていたんですね。

 

交わる部分を探すことで、

「あれかこれか」ではなく、

「あれもこれも」が出来るイメージが

Hさんの中で膨らんできました。

 

思い込みを変えることで

時間の感覚は大きく変えることが出来ます。

 

時間は変わらずにできることが増えていく。

そんな感覚ですね。

これがタイムマネジメントの極意です。

 

Hさんはセッション終了後、

「意識マインドが変わった、

悲壮感を持っていたのがなくなりました」

とすがすがしい表情で語ってくれました。

 

そんな彼を見て、

私も、とても質の高い時間を過ごせたことに

感謝しました。

 

人は価値のある時間の過ごし方ができれば、

方法、手法へのこだわりから解放されます。

 

時間を費やしている行動の先に

どんな価値を感じているか、

忙しいと感じた時は

見直してみるといいでしょう。

 

あなたは、

時間の質を上げる方法を実践していますか?