自分に嘘をつかない仕事をする

【今日の質問】 

判断に迷ったときに 

本音で相談できるところはありますか? 

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 こんにちは。 

潜在意識に働きかけて生産性を4倍にする、 

人財育成コーチの森泰造です。 

 

先日、古い友人と久しぶりに会いました。

 

地方の老舗小売店に新卒から勤務して、 

最近、部長職に昇格したそうです。

 

「もう昇格なんてないと思っていた」 

と言っていたその顔はとてもうれしそうで、 

私も幸せな気分になりました。

 

しかし彼は、しばらく話をしているうちに、 

「昇格したおかげで、 

見なくていいものも見えてきて悩んでいる」 

と言い出しました。

 

よく話を聴いてみると、 

「法律的に問題はないのだが、 

仕事の進め方として 

倫理的にどうかと思えるようなことを、 

自分を引き上げてくれた上司がやっている」 

とのこと。

 

会社内部のことなので 

これ以上は書けませんが、 

当人は悪いと思ってないので 

そのままそっとしておくか、 

それともそんな仕事の進め方は良くないと、 

上司に勇気をもって注意するべきかで 

悩んでいました。

 

友人の会社は、社内の人間関係が 

仕事に及ぼす影響が大きく、 

一度関係に亀裂が入ると 

仕事が非常にやりにくくなるということも 

言っていました。

 

あなたがこの友人だったらどうしますか? 

そっとしておかれるでしょうか? 

それとも、自分の考えを伝えるでしょうか?

 

私は 

「どちらを選択したほうが、 

自分が後悔しないかで考えたら、どっち?」 

と質問しました。

 

友人は「自分を引き上げてくれた人が 

倫理的に問題があることをしていることを 

見過ごすと、自分の中にしこりが残る」 

と答えました。

 

もう彼の中では答えは決まっています。

 

あとは勇気をもって話をすることと、 

なぜその話をするのかを 

ちゃんと向き合って伝えることです。

 

後日、この友人からメッセージが来ました。 

「結局考え抜いた末に、 

正面から向き合って伝えました。 

スッキリしました。 

相談していなかったら、 

モヤモヤしながらも 

放置していたかもしれません。 

肩をたたいてくれて、ありがとう」

 

彼が言うように、ひとりで考えていたら、 

そのままにしていたかもしれません。

 

でも、勇気をもって相談をしたから 

背中を押されたんですね。

 

職場の中では、 

本当はこうしたほうがいいと言いたいのに、 

人間関係が複雑になるのを恐れて 

声に出さずそのままにしている事例は 

数多くあると思います。

 

大切なことは、 

当人がどうしたいか? ですね。

 

でもここで、人目を気にしたり、 

人間関係がややこしくなるのを恐れると、 

自分の良心に沿った判断が 

できかねてしまいます。

 

そういったモヤモヤを 

職場の中につくらないようにするには、 

ひとりひとりが相談できる人や機会を 

持っていることが必要です。

 

できれば利害関係のない相手がいいですね。

 

メンター制度はその機能を持っていますが、 

本音を出す際の 

安全安心が担保されていないと、 

単に表面的な仕組みになってしまい、 

仕組み自体を創るコストも 

大きな無駄になってしまいます。 

そのような無駄な投資を 

いろんな会社で見てきました。

 

社外に良好な人間関係を持つことは、 

こういった状況を打破できる 

有効な手段です。

 

社外のリソースを 

社内に使える人財が増えると、 

会社は新しい考え方や 

価値観にさらされることになり、 

変化を厭わない体質になっていくでしょう。

 

変化を積極的に受け入れる会社は、 

それだけ大きな成長を 

手にすることができます。

 

 

あなたは判断に迷ったときに 、

本音で相談できるところはありますか?